Archive / 2012

Twitchでゲーム配信をする異常者が、異常者に粘着されるというこの世の地獄よ

f:id:nisemono_san:20190214172339p:plain 「異常者」という奴のは、ちょっとコミュニティーを変えれば違う自分を見せられると勘違いするが、これが甘い考えであって、異常者というのは何処へ行っても悪目立ちするから異常者なのだ。だから、異常者がコミュニティーを渡り歩くことを「焼畑農業」といって揶揄されたりする。

自分の場合はどうか。自分の場合は、ゲーム実況という場で、そういう悪目立ちをすることになる。

ゲーム実況という営みは、もう日本の若者文化に充分根差した存在になっている。最近、コンビニの店内ラジオなんかを聞いていると、ゲーム実況主がMCを担当してびっくりしたものだし、自分がヴァーチャルユーチューバーを調べたときは、今後の活動の計画が、だいたいゲーム実況であった。今の若い人にとって、何かインターネットで活動したい、有名になりたいと考えた場合、ゲーム実況という選択肢が出てくるようになった。

俺がゲーム実況をやりはじめたきっかけは、とある人がやっていたから、という単純なものである。その人がやっていたから、じゃあ俺もやってみようという軽いものであった。その俺がゲームを配信を始めるきっかけになった人は配信中の暴言のせいか、TwitchからBANされた。Twitchは海外サービスのせいもあって、人種差別的な発言には非常に厳しいようだ。

俺はその時までゲーム実況なんて殆ど見たことはなかった。たまに炎上して過去の人となった配信者の動画をアーカイブで見て「面白いな、過去にこんな異常者もいたんだな」と、自分の異常性を棚に上げて面白がるくらいだった。

日本のインターネットコミュニティーにおいて特徴的なことの一つとして、その集まりにおける作法みたいなものが存在している、ということだ。有名どころだと淫夢がそれにあたる。彼らは、自分たちの「内輪のコミュニケーション」でお互いが仲間であることを確認する。場合によっては、それが「一般的なコミュニケーション」のように振る舞い、迷惑をかけることを厭わない。自分が察するに、その迷惑をかけるという行為は身内に向けられたメッセージであって、外に向けたメッセージではないからだ。だから、彼らにとって、「迷惑をかけている人間」というのは、はなから存在していない。身内で「ああ面白かった」と言えればいいのである。

Twitchでも、このような状態が、とあるゲームの配信界隈で生まれてしまった。そのきっかけとなった、ゲームの配信者の名前を仮にGとする。

Gがやっていたゲームは、簡単に言ってしまうと、味方と協力しあって勝利に導くゲームであった。ところが、Gは味方に対する暴言であったり、あるいは炊く(=怒る)といった行為で注目されていた。長時間プレイしていたことも、注目される要因の一つだろう。これ自体はよくある話なのだが、ポイントは一つだけで、Gはこのゲームコミュニティーにおいて、「プチミーム」的な存在になってしまったということである。ヘンな話だが、村に伝わる祟り神くらいには、皆知っているという存在ととらえたらいいだろうか。外にいったら誰も知らない、というところが村だけの風習っぽさをさらに際立たせる。実際は、自殺宣言騒動とか、いろいろあったが、それは置いておくとしよう。

まずそれらの行動に、他人の有名な配信者のところで、適当な宣伝文句を付けて、そのチャンネルを宣伝する。例えば、自分の場合であるならば、「70歳のおじいちゃんがゲームをプレイする配信」という文句で宣伝されたし、また「女子高生がこの配信で脱いでます」という文句で宣伝されたこともある。この宣伝の意図は、調べた限りではよくわからない。単純に祭り上げの可能性がある。ただ、こちらはスルーしていればいいし、場合にはフォロワーにもなるので、特に問題はない。

もう一つの問題は、その人に似た名前のIDを作るということである。このブログの画像にも張り付けたように、自分の名前でも5つほどの名前がついている。これがあまりよくはなくて、どうしてかというと、名前というのは、どうしてもその本人の印象を決定づけてしまう。自分の名前で、変な活動をされた場合、その活動の印象が付いてしまうということが起きる。例えば、「お前、俺のところで悪口言ってただろ」と絡まれるのは、正直お互いに良くはないし、身の覚えのないことを色々とやられるのはたまったものではない。もっと酷いのになると、例えば「えせはらは障碍者」みたいな名前を付けてくる悪質な人間もいる。フォロワーを確認するたびにそういう名前の人間が出てくるとブロックしたいわけだが、ブロックしてもアカウントが削除されないわけだが、通報することになるが、Twitchはそれほどサポートが良くないわけで、放置しないといけなくなる。これが地味にボディーブローとなってダメージが溜まる。

ではなぜ、俺が彼らの標的にされているのか。

あえて「いじめ」というが、日本のこういった「狭くも広くもないコミュニティー」におけるコミュニケーションというのは、教室文化を悪い意味で引きずっている。教室において、「いじめられっ子」と仲良かった子は、同時に「いじめてもよい対象」として認識され、そして「いじめ」の対象になる。したがって、「いじめられない」ためには、その「いじめ」の対象と関わらないという選択肢になる。そうすると、「いじめられっ子」は孤立され、追い込まれる。いじめられっ子は最悪の場合自殺するが、いじめている当人達は玩具が壊れた程度の罪悪感しか持たない。これはわかりやすい話で、最低でも9年間、最高でも12年間ほど「教室」に慣れた「子供たち」にとって、そういうコミュニケーションが基本になるということだ。

ちょっと抽象的な話題で申し訳ない。具体的なきっかけは何かというと、ふとした気のゆるみで、Gの配信者と関わりのある人間と交流してしまったことがきっかけである。つまり、Gの配信者コミュニティーにうっかり触れてしまったために、彼らにとって、自分はいじめてもいい人間だと認識され、その結果として、客観的に見ればしょうもないが、地味にダメージの来る荒らしをずっと受け続けることになる。要するに、「えんがちょ」とか「えせはら菌」といったような、感染する何かなのである。

さて、異常者に対して「その異常な行為をやめろ」と説教するのは異常者のやることである。それくらいのことは解る異常者なので、それはそれでいいかな、と思っている。課題としては、システムの中でどのようにこの異常者達を飼いならすか、というコミュニティーサービスを作っている人なら、一度は頭を痛ませた問題がある。そして、この手の攻撃にTwitchは非常に弱いシステムになっている、ということだ。

Twitchには、この手の荒らしに対して非常に手助けできるシステムがある。実は、Twitchでは、一つのメールアドレスによって複数のアカウントを所持することが出来る。もしかしたら有用な使い道があるのかもしれず、この手の機能が実装されているということは、これが施策として重要だからだろう、というのは理解できる。しかし、上記のような行為を続けられた場合、何も出来ないのである。もし、通報して対処してくれるほど、Twitchのサポートが厚ければいいが、一週間ほどたった今でさえ、何も音沙汰無しである。

さらに言うと、Twitchでは、フォロワーに対してブロックすることが出来ない。極端な話、そのような嫌がらせアカウントをフォロワーにずっと抱えたまま、一日を過ごさなければならない。

この手のことに関して、Twitchの思想は明確だと思われる。Twitchは性善説というか、「そんなにメンタルが弱いなら最初からゲーム配信なんかするな」という精神なのだろう。要は、そういう荒らしもいつかは終わる、あるいは荒らしもファンになってくれる、という発想か、あるいはこういう状況はそもそも例外的な問題であって、例外的であるならば、そもそも考える必要がないということだろう。しかし、フォロワーがせいぜい65人程度の人間が、しばらくの間こういう状況に陥るのは、もう単純に面倒くさいのである。女性配信者ならば、さらに嫌な気持ちになるのでは、としか思えない。

ゲーム配信で、褒められようとか称賛されようなんて気持ちでやる人間はナルシストで自分のことを客観視できていないわけで、基本舞台に上がるということは、ピエロになる覚悟を持っていなきゃいけない。ピエロになれないなら最初から舞台に上がるんじゃない。それはよくわかる。よくわかるのだが、割り切れないモヤモヤが正直あるのは否めない。

Twitchは現状として、健全なゲーム配信サービスとして、日本展開したいのかもしれないが、このような経験をしてしまうと、正直日本のゲーム配信コミュニティー向きではない、と俺は思ってしまう。少なくとも油断したらそうなるようなサービスなんてとてもじゃないが使えないし、サポートもあんまり意味なさそうだ。チャット上の発言を制限する機能は結構あるのだが。逆にニコニコ動画なんてもっとひどい、なんていう話もあるかもしれないが、最初から悪意全開のほうが、こちらも身構えることができるわけで、そういう意味でも、現状としてTwitchはあまりよろしくないと思う。

書き下してみたけど、大したことが書いているわけではなかったな。やられてもしょぼいし。なんか職場の黒ボールペンがトッポに毎回入れ替えられているような、そういう地味な嫌さだ。

とりあえず、一部のゲーム配信界隈では、こういう異常者が異常者に粘着するというのが流行っていて、異常者に粘着されて黒ボールペンくらいの気分を害するくらいならば、いつものように、ネタにして何かの足しにしようという感じである。

あ、ブサボ異常者のゲームプレイが見たい人はこのリンクから飛んでください。この文章を書いたことで、Twitchのフォロワーが増えれば、書いた甲斐があったというものです。それではチャオ!